【貯金を今すぐ増やすコツ~すぐできる固定費の削減方法7選~】

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皆さんこんにちは。

FPのバレンです。

本日は貯蓄を増やすコツについて見て行きたいと思います。

コロナ禍が続き、資産運用や投資などに興味を持ち始めた人も少なくないでしょう。

何より今後のwithコロナの世界では、”資産は自ら守る”という意識がより高まってくるのは間違いないです。

その上で、どれだけ資産運用に回せることができるのか?

つまるところ、毎年どれだけ貯蓄を投資元本にあてることができるのか?

という点が重要になってきます。

そこで本日は今からすぐにできる貯金を増やすコツについてまとめてみたいと思います。

貯金が増えることで資産運用にも多くの金額を投資できるだけでなく、生活水準を見直すことで永年にわたって大きな効果が期待できるのです。

 

目次

貯蓄を増やすコツは”固定費の削減”である

[word_balloon id=”unset” src=”https://superlifeshift.com/wp-content/uploads/2020/05/お琴-e1589883120134.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]頑張ってはいるけど、意外とたまらないんだよな…
[/word_balloon]

まずはお金が貯まらない原因を因数分解することが大切です。

そもそも貯蓄(貯金)ってなんでしょう?

貯蓄=収入ー支出

の式で表せますね。

収入は文字通り、給与収入を中心とした毎月定期的に入ってくるお金です。

一方で、支出を更に因数分解すると、

支出=固定費+変動費

となりますね。

変動費は、旅行代や、飲み会代、帰省代、冠婚葬祭費用など、突発的に生じる費用です。

すなわち、

貯蓄=収入ー(固定費+変動費)

となります。

つまり、いかに固定費を削減できるのか?が貯蓄を増やすKey Driverになっているかがお分かり頂けるのと思います。

一方で、収入をすぐに増やすことは至難の技です。

また、変動費は正確には読めない支出であるということだけでなく、なるべく皆さんにとっても削りたくない部分ですよね?

ということからも、貯蓄を増やすためにすべき第一アクションは固定費の削減となります。

貯蓄を増やしたいと考えている方は、上記の式のどこに問題があるのか?をまずは振り返ってみることが大切です。

 

固定費削減の具体的項目とは?

 

[word_balloon id=”unset” src=”https://superlifeshift.com/wp-content/uploads/2020/05/お琴-e1589883120134.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]固定費を減らすことが重要だと分かったけど、具体的に何をすればいいの?[/word_balloon]

そうですね。

結論からいきましょう。

①電気会社の切替
②携帯会社の切替
③クレジットカードの見直し
④保険関連の見直し
⑤サブスクリプション(定期購読)の見直し
⑥シェアリングエコノミーの活用
⑦家賃の見直し

まずできることは上の7つのポイントです。

すぐにアクションすることで、年間で数十万以上の固定費の削減が期待できます

それで1つづつ見て行きたいと思います。

 

① 電気会社の切替

まず電気会社の切替についてです。

過去のブログでも掲載しておりますので参考にして頂ければと思います。

【楽天エナジー(楽天でんき)はお得なのか?調べてみた件】

現在、”電気の自由化”が進んでおり、それらの会社名を上げるときりがありません。

また、大手電力会社から格安な電力会社へ切替を行うことで年間で5万円近くの固定費の削減に繋がります。

これは非常に大きなインパクトです。

[word_balloon id=”unset” src=”https://superlifeshift.com/wp-content/uploads/2020/05/泣き-300×300.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]でも切替すると違約金やら立ち合いやら必要でなんか面倒臭そう…[/word_balloon]

確かに携帯電話やWifiなどをはじめ、一般的に切替を行う際には、違約金が発生したり、当日の立ち合いが付き物です。

ただし、こと電力会社の切替に関しては違約金や立ち合いが不要です。(正しくは不要なケースが殆どです)

そのため、現在電気代が高いと感じている場合には即刻切り替えるべきでしょう。

電気自由化に伴い、「電力の安定性が不安では?」「停電時の対応が難しそう」等、不安な声が聞かれます。

 

そこもほとんど不安はないと言っていいでしょう。

なぜなら、電気供給にあたっては、大手電力の電気を利用して配電されるので、基本的には大手電力がダメージを受けない限りは、そのような心配がありません

すなわち、格安電気が使えなくなる時は、必然的に大手電気もダメージを負う形になるということです。

まずは、参考までにご自身の家庭でどれくらい年間で電気代が節約できるのか?を下記のリンクから見て見ることをオススメします。

ということで、まずは1点目にできることとしては電気会社の変更になります。

年間で4〜5万円ほどの節約できる可能性があります。


 

② 携帯会社の切替

 

さぁ続いては、携帯会社の切替です。

大手キャリアを未だに使用している方はいませんか?

契約しているそれぞれのプランによって値段の違いはあるものの、大手キャリアを利用している多くの方が1万円前後の支払いをしているのではないでしょうか。

大手携帯会社を契約するメリットは、電波の安定性や、困った時の窓口サポート等が挙げられます。

一方で、デメリットはやはり値段が高いことです。

 

格安SIMはどうでしょうか?

メリットは、何といっても価格の安さです。

格安SIMの多くは、月々3000円です。

毎月1万円を支払っている方が切替を行うだけで、毎月7000円の固定費の削減に繋がります。

すなわち、年間で8万円以上の固定費の削減に繋がるのです。

但し、デメリットもあります。

電波が不安定な時間があることです。(昼間12時~13時や夕方18時~19時など)

しかし、個人的見解としては、大手携帯会社と契約をしている方は、すぐにでも格安SIMに切り替えるべきと考えます。

現在複数の格安携帯会社がありますが、その中で最もオススメなのは楽天モバイルです。

 

楽天モバイルは現在、契約プランを一つに絞っているだけではなく、使用料金も1GBまでの使用であれば0円という破格な価格設定をしています。

また一般的な格安SIMと異なり、ピークタイムでも回線スピードが落ちることがありません。

正確には1Mbps になりますが、アプリのダウンロード以外は全く問題がないです。

私も夫婦で契約をしていますし、実感済みです。

過去のこのブログも是非参考にして頂きたいと思います。→【楽天モバイル UN-LIMITのお得さについて考える】



現在は、多くの施設でWifi設備が設置されておりますし、困ることも少なくなってきています。

そしてこのブログを見ているそこのあなたは、貯蓄を増やすという目的のために固定費の削減を目標としているはずです。

もう迷っている暇はありません。

年間たかだか8万円ですが、10年たてば80万円です。

資産運用すれば100万円以上になります。(5%運用)

ということで2つ目にできることは格安SIMへの切替です。

節約したいならまずは実行あるのみ!です!

 

③ クレジットカードの見直し

 

さて次にクレジットカードの見直しです。

クレジットカードの見直しの基本は、利用料金に応じて、いかに還元されるか?です。(還元率)

そのため、皆さんの生活スタイル毎に必要なクレジットカードが変わってくることと思います。

現在使用しているカードに特別な思い入れがない場合や、ステータスカードを漫然と使用しているケースでは見直しが必要と言っていいでしょう。

個クレジットカードにステータスなどは不要です。(私見ですw)

 

クレカを使用する際には、”いかにお得か?”という視点を忘れてはいけないのです。

そのため、年会費が掛かっているクレジットカードかつ使用していないものは即刻解約です。

また、年会費が掛かっているクレジットカードであっても、年会費以上の還元がないと想定されるものも解約でいいでしょう。

基本は100円に対して1ポイント1%の還元率がクレジットカードの平均値です。

楽天経済圏、Yahoo経済圏、陸マイラー等いくつかありますが、コロナ禍ではやはり街中で使える、楽天経済圏がまだまだ強いと思っております。

今後はd Point関連やYahoo経済圏が追随してきそうな勢いを感じるので近いうちにバレンも経済圏移行を検討するかもしれません。

【楽天ポイントのお得で賢い貯め方を調査した件】(ここでは効果的なポイント獲得方法について記載してます)

そのため、クレジットカードの見直しにおいては、まず自身が何枚のクレジットカードを持っているのか?

どのカードで毎月どれくらい支払いをしているか?を見て見ましょう。

その上で、不要なカード、残しておくべきカードを仕分けしましょう。

そして、クレジットカードを統一できる場合は、家族カードを含めて統一することをオススメします。

ちなみに…バレンのオススメは、楽天クレジットカードです。

詳細はここでは割愛しますが、楽天クレジットカードは楽天のサービスを使えば使うほど、ポイントの還元率が高くなるシステムになっています。

そのため、今お伝えしていた、格安SIMであれば楽天モバイル、そしてでんきであれば楽天でんきのように統一をすることで、お買い物時には10%の還元が期待できる可能性があります。

かくいう私も楽天経済圏ですが、平均倍率は9倍です。

効率の良い貯蓄を行うためには、支出もこのように上手く活用できるといいですね!

④ 保険の見直し

続いては保険の見直しです。

ここは言わずもがな、円建て、ドル建てなど積立式の保険に惑わされないことが重要です。

過去のブログでも何度が触れていますが、保険とはまさかのリスクに備えるものです。

まず、保険を見直す上では皆さん自身が現在、どのような保険に、いくら保険料を支払っているのか?を書き出しましょう。

契約書を見ないと思い出せない・・・

というケースも多いはずです。

その上で、必要な保険かどうかを見極めましょう。

【保険契約で惑わされない知っておくべき保険の仕組みーFP講座ー】

なんとなく加入している保険は特に危険です。

終身保険、医療保険、年金保険、就業不能保険など多くの保険が存在していますが、

本当にあなたに必要な保険でしょうか?

例えば医療保険ではあれば、日本では高額療養費制度によって保険適応上の治療については上限が設定されています。

仮に入院になったとしても、個室を希望しなければ差額ベッド代も請求されることはありません。

また、入院が必要となっても1カ月以上にわたって入院をするケースは非常に稀です。

そのため、現在の貯蓄が少なかったり、遺伝的に疾患発症のリスクがあったり、等目的をもって契約しているケースを除き、見直すべき対象になると思います。

生活費を除く貯蓄で2カ月以上を耐えきれる余剰資金があれば医療保険も不要と考えられる訳です。

そのような観点からまずは、どの保険を契約見直しをするべきかを考えてみましょう。

⑤ サブスクリプションの見直し

さぁ続いてはサブスクの見直しです。

皆さんの毎日の工夫の手助けをしてくれるのが、サブスクです。

Netflixをはじめ、現在では多くのサブスクがあります。

”本当に必要なものか?”をまずは見直してみましょう。

意外と今は活用しておらず、毎月支払っているものが見つかります。

我が家ではAmazonプライムが唯一のサブスクです。

配送料が無料なだけではなく、音楽、雑誌、映画などサブスク料金以上の見返りがあります。

コロナ禍では加入しておくべき、サブスクと言えます。

 

⑥ シェアリングエコノミーの活用

 

さぁいよいよ6つ目です。

サブスクと似ていますね。

最近ではAirB&Bなどに始まりDocomoシェアサイクリングや会議室のシェアリングエコノミーが当たり前のように生活の中に浸透しています。

その中でも、車のシェアエコがバレンがオススメする固定費の削減です。

こちらはエリア差があると思いますが、一般的に車の維持費は年間で50万円~60万円程度かかります。

すなわち、月に5万円程度かかっている訳です。

車は、あれば便利ですが、今後はみんなでシェアしていく乗り物に変わっていくものと思います。

この車のシェアエコですが、毎日2時間乗り、かつ月1回旅行にいくレベルで活用しても車を保有し維持するよりコスパは高いことが示されています。

車を必要としている人にとってはこのシェアエコを活用するこで固定費の削減に繋がるかもしれません。

ではどこの会社のシェアエコがいいのか?

となってくると思います。

最もオススメは”dカーシェア”になります。

こちらは現在利用できるすべてのカーシェアをdカーシェアを登録するだけで利用可能になります。

また、それぞれのカレコやオリックスカーシェア、タイムズカーシェアを登録すると月額料金が使っていてもいなくても掛かってきますが、dカーシェアについては毎月無料で使用した分だけ支払えばOKです。

このようにシェアエコをうまく使用することで固定費の削減に繋がるかを検討してみましょう。

バレン家でも車を手放し、現在ではカーシェアのみで生活をしております。

⑦ 家賃の見直し

 

最後に家賃の見直しです。

ここは本日のブログで記載すると長くなってしまうので後述しますね。

長年住んでいる場合は、更新月に大家さんへ相談をすることで家賃を下げてくれる可能性があります。

 

まとめ

 

ということで本日より早速実施できる貯蓄のアクション7選についてみてきました。

どうでしたか。

貯蓄を増やすためには、何を削るか?が重要になります。

そのために今すぐできるアクションは今から実施していきましょう。

本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。