晴海フラッグ徹底調査~分譲状況&住宅価格は?~

雑記ブログ

みなさんこんにちは。

ばれんです。

東京オリンピックで選手村として使われた晴海エリアですが、現在はHARUMI FLAGとして分譲マンションの契約が進んでいます。

ミーハーなばれんも海外の選手に会えるかも?

と心躍らせていましたが、選手村はセキュリティがちがちのため、外側から選手をみれることもなく、選手を乗せた大型バスが通行していくのをただただ眺めていました笑

そんな選手村も現在はHARUMI FLAGとしてニュータウンとして生まれ変わりつつあります。

本記事では、

●「HARUMI FLAGのエリア事情はどうなってるの?」
●「HARUMI FLAGを検討したいけど、一体いくらくらいかかるの?」
●「管理費や修繕積立金などのランニングコストっていくら…?」

と疑問がある人に向けて具体的に紹介していきたいと思います。

実際に予約が取りづらいHARUMI FLAGのモデルルームにも行ってきましたので、その感想を含めて皆さんにシェアしたいと思います。

それではいってみましょー。

目次

晴海とはどんなエリア?

出典:Google Maps

晴海は東京都中央区にあります。

1丁目~5丁目と横長の土地であり、隣接する路線は”都営大江戸線の勝どき駅”になります。

晴海の歴史はまだまだ浅く2000年代に入り、晴海1丁目(上図の右側の方)が再開発されるとともに、晴海地区の大型商業施設である晴海トリトンスクエアが開業しました。

それと同時に高層オフィスビルやタワマンが立ち並ぶこととなり、皆さんご存知のタワマンの町が出来上がったのです。

2019年時点の人口は約1万6千人であり、HARUMI FLAGの完成に伴い更に人口が増える予定です。

各エリアのアクセスという点では、隣接するエリアとして、築地市場や豊洲、有明に加え、少し足を延ばせば、お台場もあり、お出かけスポットには事欠かないエリアといってよいでしょう。

よく「勝どき/晴海エリアは駅へのアクセスが不便だ!」という記事を見かけますが、ばれんの感覚では、都営バスが非常に充実している地区ですし、またオリンピック開催にあたってBRT(Bus Rapid Transit:バス高速輸送システム)が新設され、晴海から新橋までもバス一本でいける環境になっています。

オリンピック前まではなかったので、JRへのアクセスは有楽町へでるか、大江戸線から汐留もしくは大門まで行き乗り継ぐしかなかったのは事実なので、これは非常に嬉しいポイントです。

埋め立て地という事もあり、土地はほぼフラットな道ばかりです。

加えて、自転車専用レーンと歩行者レーンの分離も進んでいますので、駅まで離れていいても自転車があれば、どの晴海エリアからも10分以内に駅に到着しますので、不便さは感じないでしょう。(雨の日は少しきついかもしれませんが…そこは仕方ないですね)

HARUMI FLAGとは?

出典:HARUMI FLAG公式HP

では、さっそく気になるHARUMI FLAGについて見て行きましょう。

HARUMI FLAGは現在の晴海5丁目エリアにSUN VILLAGE / PARK VILLAGE / SEA VILLAGE / PORT VILLAGEからなる4つの区域から構成される街です。

三井不動産や三菱地所、野村不動産を始めとした大手11社が手掛けた直近では最大規模のプロジェクトになるでしょう。

建物個数としては商業施設を含み驚異の24棟です。

4000世帯以上の入居が見込まれることから一気に晴海の人口が増加することになります。

現在は、晴海ふ頭公園の改修が進んでいたり、2024年には、晴海小学校、中学校、中型ショッピングセンター、新設の認可型保育園も完備される予定となっています。

本当に晴海タウンと言っていいほど、このエリアで完結できる街づくりをしていることがよく伝わってきます。

現在は、第2期の分譲が行われている状況で、主にはSUN VILLAGEの区域になります。

皆さんまずは、気になるのは第1期の住宅価格だと思うので、第1期と第2期に分けて見て行きましょう。

第1期分譲の住宅価格は?

出典:HARUMI FLAG公式HP

第1期分譲は、SEA VILLAGE / PARK VILLAGEから始まりました。

分譲する戸数が多いことと、申し込みが殺到するという背景から各区域ごとに分譲を行っているようでした。

販売戸数は合計940戸でしたが、倍率は2倍を超える申し込みがあり、高いところはなんと、70倍もを上回ったそうです。

オリンピック需要恐るべし。

確かに選手村として活用されていたことからも新築分譲ではありながらも1坪単価7割程で購入できるのは中央区に住居をかまえたい方にとってはまたとないチャンスですよね。

さて、気になる住宅価格は下記の通りです。

■SEA VILLAGE
販売価格:7,550万円~23,000万円
■PARK VILLAGE
販売価格:5,400万円~13,240万円
PARK VILLAGE / SEA VILLAGE ともに比較的、部屋が広く、かつ東京湾ビューであることからも人気の高いエリアとなってきます。
ちなみにPARK VILLAGEは約69 ~ 107㎡でSEA VILLAGEは約85 ~ 150㎡です。
都心の新築分譲マンションの平均専有面積は、60㎡後半くらいなので、今後中々お目に掛かれない物件になります。
となるといかに、HARUMI FLAGが安いのかは一目瞭然かと思いますし、特にファミリー層から人気が高いでしょう。

第2期分譲の住宅価格は?

2022年3月時点では、第2期の分譲中となります。

第1期はSEA VILLAGE / PARK VILLAGEでしたが、第2期は第1期の売れ残りに加えて、SUN VILLAGEの分譲がメインになります。

冒頭の写真の左上のゾーンが該当エリアです。

このエリアは、SEA / PARK VILLAGEと比較すると部屋にもよりますが、部屋の大半が西~北西向きの住戸です。

もしくは、内向きの住戸もありますが、対面にはとなりの建物が見える位置づけになります。

そのため、分譲価格自体も少しSEA VILLAGEやPARK VILLAGEよりも抑えられています。

気になる価格帯は下の通りです。

■SUN VILLAGE
販売価格:4,990万円~10,800万円
部屋の広さは61~107㎡であり、中心的な部屋は70㎡台のものになります。
価格をみて”思った以上に安い!”と感じた方も少なくないと思います。
事実、モデルルームで話を聞いた際には私も驚きました。
というのも、晴海エリアでは現在、パークハウス勝どき(勝どき駅直結)や直近では、ベイサイドタワー晴海がありますが、同条件での比較は勿論できないものの、同様の平米数で比較すると3~4割程抑えられているのがHARUMI FLAGになります。
ですので、これを機になんとか中央区に住居をかまえたいと考えるご家族も少なくないと推察しています。

管理費・修繕積立金・その他のランニングコストは?

もう一つ気になるのは、管理費や修繕積立金、固定資産税の部分かと思います。

部屋の広さによって多少金額が変わりますが、おおむね、3~5万円が管理費・修繕積立金に該当します。

一般的な新築分譲と比べるとやや割高な印象がありますが、それはHARUMI FLAGの建設環境に秘密が隠されているようです。

というのも、現在のHARUMI FLAGはまだまだ街づくりを始めた段階でもあり、マンション区域を含めて、非常に大規模な工事が進んでいます。

また、24棟もの建物の中には、なんと51個もの共有施設が含まれているのです。

そのため、管理費もやや高めに設定されているという背景です。

賛否両論あるかと思いますが、逆にこれだけの共有施設がそろっていながら、多くの人がHARUMIに住むことで管理費は分散されていると見てもいいのではないかと考えます。

ちなみに、共有施設には、ゴルフシュミレーター(個人的にはいらない笑)やビリヤード場、キッズスペース、ブックラウンジ、ワークスぺース・・・上げればきりがない程多くの共有施設があり、これらは全てHARUMI FLAGの住人全員が使用可能だそう。

わざわざ、銀座や豊洲まで足を延ばさずともHARUMI FLAGで1日が完結できてしまうほどの町づくりです。

ただ、デメリットとしては、固定資産税が40万程度と想定されており、これは非常に高いです。

(現段階なので今後の正式な価格が気になるところ・・・)

また、全住戸にエネファームなるものと蓄電池を標準装備されていますが、この交換費用が10~15年に一度200万程度かかるそうです。

エネファーム自体は、光熱費が通常のものよりも2割程抑えられるというのがメリットだそうですが、そこをとってもややお高くつく印象を感じます。

メリットは常にデメリットと表裏一体なので、これら辺の追加費用については、よく検討の上で、HARUMI FLAGを検討することを皆様にはオススメしたいと思います。

HARUMI FLAGのエリア事情とは?

出典:HARUMI FLAG公式HP

最後にエリア事情について見て行きたいと思います。

まずHARUMI FLAGの最寄り駅は、”都営大江戸線 勝どき駅”になります。

HAURMI FLAGの晴海ふ頭側から徒歩でおおよそ25分くらいの距離です。

これを聞くと駅近ではないということはよくわかると思います。

一方で、バスでのアクセスはどうでしょうか?

都営バス(05系統)が平日のピークタイム(7~8時台 / 16~18時台)はおおよそ5分に1本。

土日でも約10分に1本が運航しており、勝どき駅までも5分かからずに到着します。(終着駅は東京駅です!)

現在は、”ほっとプラザ晴海前”がHARUMI FLAGに最も近いバス停ですが、今後は更にバス停も新設され、アクセスは更によくなることが想定されます。

また、次に自転車でのアクセスですが、冒頭にもお伝えした通り、晴海エリアは埋立地であることからも道路状況はフラットです。

そのため自転車であれば、HARUMI FLAGまでは10分かからずにアクセスすることができます。

また、自転車専用道路も整備されていることと歩道も広いので、ゆったりと走ることができます。

HARUMI FLAGでは、コミュニティサイクルも新設予定なので、家で借りて、駅で乗り捨てもできるということでシェアリングエコノミーを活用した通勤も十分に可能です。

尚、他にも晴海エリアからは、銀座 / 豊洲 / 錦糸町 / 清澄白川 / 有明(現在は晴海3丁目から)/ 中央区役所(新島橋バス停から)など近隣のエリアに出かける時も都営バスで全て完結できます。

なので、アクセスの観点から考えるエリア事情では、人にもよりますが、非常に充実しているのではないでしょうか。

出典:東京BRT HPより

もう一つはBRTの本格運行がHARUMI FLAGと共に進んでいる事です。

現在は、晴海エリアでは、勝どきBRT / 晴海BRTでBRTに乗車し、新橋 or 虎ノ門へアクセスが可能です。

これが2022年以降は、新設のBRTターミナルがHARUMI FLAG内に設置され、新橋駅のアクセスがよりよくなります。

また今まではお台場へのアクセスは、公共交通機関を利用すると、晴海→豊洲→東京テレポートと30分以上かかる想定でしたが、BRTでのアクセスが可能になる予定だそう。

となると、最近できた有明ガーデンへのアクセスもできるようになりますし、更には休日のお台場ライフも過ごせることになります。

街づくりという観点では、晴海だけではなく隣接した街へのアクセス / 街からのアクセスがどうなのか?という視点が非常に重要だと思います。

まとめ

今回モデルルームへ行き色んな話を営業の方へ質問してしまいましたが、聞けば聞くほど、HARUMIの魅力を感じることができました。

ただ一方で、ランニングコストの部分や駅のアクセスという観点では、人によっては懸念点を持たれる方もいらっしゃるのでは?と感じました。

新たなニュータウンができることは東京にとっても非常に重要なことだと思いますし、今回、見てきたHARUMI FLAGの住宅価格はやはり東京エリアの物件価格と比較してもリーズナブルであるという点は変わりない事実だと思います。

モデルルームに行くたびに感じることですが、デベロッパーの意気込みなんかを感じられてすごいわくわくしますよね。

今回の記事がHARUMI FLAGを検討している人や晴海が気になっている人に少しで参考になれば幸いです。

それでは!