東京BRTの本格運行は2024年から始動するらしい

雑記ブログ

こんにちは。

ばれんです。

本日は、東京オリンピックの開催に伴い、プレ運行がされていた東京BRTについて見ていきたいと思います。

この記事を訪れている方の中には、

●「そもそも東京BRTってなに?」
●「東京BRTってなに?」
●「東京BRTでいつからどんなところまでいけるの?」

と疑問に思われている方が多いのではないでしょうか。

それもそのはずです。

3月10日現在、東京BRTはプレ運行の状況となっており、本格運行に向けて円滑な移行を図るために、臨海エリアの需要増に対応するため、先行的な運行をしています。

これは、オリンピックの選手村であったHARUMI FLAGが令和5年から居住開始となることからも、周辺住民の交通のニーズが非常に高まるためであると推察します。

前回のブログでHARUMI FLAGのモデルルームレビューを書きましたが、そこで得た情報なども含めて本日は皆さんに東京BRTの今後についてシェアしていきたいと思います。

それではいってみましょー。

目次

① 東京BRTってそもそもなに?


出典:東京BRT

東京BRTとは、”Bus Rapid Transit”の頭文字をとった略称のことです。

日本語に訳すとバス高速輸送システムになります。

うーん・・・いまいちよくわからない・・・

普通のバスと何が違うのでしょうか?

BRT:Bus Rapid Transitの3つの魅力とは?

BRTは全国的にも導入が徐々に進んでいるシステムです。

その3つの魅力についてみてきましょう。

BRTは全国的にも導入が徐々に進んでいるシステムです。

その3つの魅力についてみてきましょう。

その1 輸送力

1点目が輸送力になります。

具体的には、連結バスといって多くの乗客を乗せることができます。

連結バスは通常の路線バスが2つ連結したようなもので、具体的には↓のようなイメージです。


出典:東京BRT

通常の路線バスの定員は50~60名と言われていますが、この連結バスであれば、120名が乗車可能になり、一度に非常に多くの人を運ぶことができます。

また、現在は6時~22時ごろまでの運行ですが、本格運行後は5~24時までと早朝から夜間を予定しています。

なので、将来は5,000人/時の輸送が可能となり、中央区/江東区民にとって非常に強いパイプラインになる予定です。

その2 速達性・定時性

2点目が速達性・定時性です。

通常の路線バスは皆さんもご経験がある通り、“遅れる乗り物“”時間が読めない乗り物“と思っていないでしょうか?

この東京BRTの特徴は、環状2号線を中心としたルート上に設定されており、信号の少なさや、路線ルートの確保により路面電車に匹敵するほどの速達性があります。

こちらが環状2号線のルートになります。

出典:環状2号線 事業計画

現在、工事中となりますが、全ての工事が終了すると、有明~神田まで総長14kmが1つの道で繋がることになり、このルート上をBRTが走ることになります。

また、定時性の点では、バス停車時に全ての乗車ドアから乗降ができるだけでなく、バリアフリー化がされており、車いすの方や、ベビーカー、高齢者にも非常にやさしいつくりになっており、停留時にも時間がかからないようにシステム化されています。

そのため、定時にバスがきますし、大幅に遅れることがないというのが2つ目の特徴になります。

その3 利用しやすい交通施設

そして最後に3つ目の特徴は、利用しやすい交通施設づくりとなっていることです。

少し触れましたが、バス停のバリアフリー化が行われており、縁石などの正着技術(隙間がない)がととのっており、あらゆる人にとって非常にスムーズでストレスがない乗降が可能になっています。

出典:東京BRT

加えて車内ではフリーWiFiも整っており、快適さがあります。

更には、全てが燃料電池車であり、排気ガスもクリーンです。

そのため、乗車するとわかりますが、非常にスムーズで路線バスあるあるの“ゆれやブレ“が非常に少なく快適なバス体験が得られます。

ばれんも初めて乗った時はあまりにも快適すぎて驚きました。

ちなみに運賃や定期券の値段は現状下記の通りになっています。

■東京BRTの乗車料金&定期券■
乗車料金
220円(小児110円)

1日乗車券
500円(小児250円)

定期券
1カ月:9,000円(通学:6,300円 小児:3,150円)
3か月:26,000円(通学:18,200円 小児:9,100円)
6ヵ月:50,000円(通学:35,000円 小児:17,500円

現在の交通ルートは?

現在の通行ルートは、晴海BRT~勝どきBRT~新橋BRT~虎ノ門BRT“と晴海から虎ノ門までを結ぶルートを走行しています。

晴海~新橋までの所要時間は10分程度であり、とても早く新橋へアクセスができるようになっています。

実は、BRTができるまでは、晴海エリアなどからJR線へのアクセスは非常に悪く、都営バスにて、勝どきから有楽町へでるか、都営大江戸線で大門まで向かうか、汐留に向かい新橋まで歩くかなど、距離は近いにも関わず、アクセスが難渋している実情があったそうです。

ちなみに、晴海にあるドゥトゥールでは、住民限定でマンション玄関から新橋までのバスが運行されています。

さすがは、中央区・・・

こちらが現状の走行ルートになります。


出典:東京BRT

現状は1ルートのみの運行となっていますが便数は4本/時であり、多からず少なからずとなっています。

今後はHAURMI FLAGへの居住開始とともに、便数や利用客が増えることになりそうです。

では実際に、今後の本格運行はどうなるのか?についてみていきましょう。

② 本格運行は2024年から開始!

さて皆さんが知りたい本格運行についてみていきましょう。

先程もお伝えしましたが、本格運行にあたっては、東京BRTの路線ルートが重要になるということはお伝えしましたが、BRTのメインルートである環状2号線の工事完了は2022年度中であると言われています。

出典:環状2号線 事業計画

2022年の完了に伴い、“新橋~虎ノ門エリア“が地下トンネルで繋がるようになります。

そのため、BRTの本格運行はその後になるということになります。

では本格運行時のルートはどうなるのか、みていきましょう。

出典:東京BRT

■本格運行時の走行ルート一覧■
● 幹線ルート
   東京テレポート~国際展示場~有明テニスの森~市場駅前~晴海5丁目~勝どき~新橋駅~虎ノ門ヒルズ
● 晴海・豊洲ルート
   市場前~豊洲駅~晴海2丁目~晴海3丁目~勝どき~新橋駅~虎ノ門ヒルズ
● 選手村ルート
   晴海5丁目~勝どき~新橋駅
勝どきルート
勝どき~新橋駅
*今後は銀座・東京駅、東京ビッグサイトも拡大予定

現在の勝どきルートに加えて、更に3つのルートが本格運行時には追加され、より江東区/港区/中央区がBRTによって繋がることになります。

ちなみに本格運行時期は、2022年以降とHPにも記載があるものの現状、新バス停の整備はまだ整っていないのが現状です。

HARUMI FLAGエリアにおいては、東京オリンピック延期に伴い大幅に工期が遅れており、正式な譲渡は2024年3月末からとなります。

そのため、道路整備にも鋭意進められているものの、まだバス停のかけらさえ見えてきません。

HARUMI FLAGのモデルルームへ先日、行ってきましたが、街づくりという観点では2024年のタイミングに合わせて本格運行になることが予想されます。

こればっかりは心待ちにしていた晴海住民も少々がっかりされているのではないでしょうか。

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③ まとめ

本日は東京BRTの現状と今後の展望についてシェアさせて頂きました。

BRTは全国でも導入が増えてきているシステムですので、今後益々注目を浴びるかもしれないですね。

何はともあれできるだけ早く本格運行になって欲しいと願っている人が沢山いますので、見通しが早くたつことを願うばかりです。

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それではまた!