これだけでOK!FPの勉強方法を徹底解説!

FP資格取得

みなさんこんにちは。

FPのばれんです。

本日は、FP資格取得を目指しているor勉強中のあなたにばれんが実際に行った勉強方法をシェアしていきたいと思います。

「FP資格の難易度は?」
「勉強法はどうしたらいいの?」

まさにそんな方がこのブログを訪れて頂いていると思います。

かくいう私は2019年1月の試験でFP3級に一発合格を果たしました。

結論からいうと、FP3級は適切な勉強を行えば、どなたでもかつ、隙間時間で十分に合格が狙える資格です。

そして何より国家資格という響きが素敵!という単純な理由で私も最初は興味を惹かれ勉強を始めましたが、出身大学は理系で、金融のことなんてさっぱり。。

税金?消費税ならしってるよ!そんなレベルでした。

そんな私でも3カ月のながら勉強にて合格できたので体験談を含めてお伝えしたいと思います!

目次

FP3級の合格難易度・受験料とは?

FP3級の試験は、日本FP協会ときんざいとよばれる2つの実施団体があります。

この2つはどちらから受験申込をしてもFP資格が取得できます。

日本FP協会ときんざいの試験の大きな違いは、実技試験において、科目が選択できるか否かの違いが一番大きいでしょう。

後述しますが、全体的にみれば日本FP協会の方が、合格率は高い推移なので私の個人的な意見としては、特に試験に拘りがなければ日本FP協会を選択しておけばまず間違いないです。

FP3級の合格難易度を伝える前に、合格点について見てみましょう。

試験は学科試験・実技試験(実技といっても、学科試験同様のマークシート式テストです)と2つの試験があり、問題数は学科試験では60問中6割以上(36問以上)、実技試験でも100点中6割が合格ラインです。

そうです。6割を超えれば、出題の難易度に関わらず全員が合格となる試験になります。

一般的な資格だと合格ラインは8割、ものによっては9割というのもあるので非常にハードルが高いですが、FP試験に限って言えば、6割が合格点なのです!

ここまでのまとめ
● 日本FP協会ときんざいの2つの実施団体がある
● 学科試験と実技試験からなる試験
● 学科試験/実技試験ともに6割が合格ライン

では、合格難易度はどうでしょうか?

こちらにも記載がある通り、きんざいでは5割から6割程度の合格率の推移であるのに対して、日本FP協会では8割から9割程の高い合格率の推移となっています。

どうでしょう?

おもったより高いと感じて頂けましたか?

試験については6割が合格ラインになるので、試験範囲を広く浅く勉強し、得意分野は特に落とさないように問題に望めば十分に合格点に達することができる試験です。

続いて、受験料ですが、きんざい・日FP協会ともに6,000円です。

飲み会1,2回くらいの金額です。

もちろん、FP3級取得後にはご自身の家計管理や資産運用に関してもある程度、知識をアウトプットできるのでペイできてしまうと思います。

その点では、非常にコストパフォーマンスに優れていますし、なによりもお金のことは学校では学べないので、知っておいて損なことはないでしょう!

どうやって勉強したらいい?勉強方法は?

 

「FP資格のことは大体よくわかったけど。。。」
「勉強を何から始めていいかわからない・・」
「塾に通う時間もないし・・」

と思ったそこのあなた、隙間時間で十分に合格を狙える資格です。(FP3級に限っては特に!)

では、どのように勉強したらいいのでしょうか?

私は、下記の2冊を買ったのみです。

これ以上でも、これ以下でもありません!

                 


このみんなが欲しかったシリーズは、FP参考書として一番売れているものですが、大切なことは最新版を購入し、勉強に臨むことです。

例えば、年金の保険料であったり、老齢基礎年金(いわゆる年金)の支給額なども改定があります。

また近年増えてきたNISAなども出題されるため、最新版でまずは、揃えるところがスタートラインです。

では実際、どんな内容が出題されるのでしょうか?

①ライフプランニング(住宅ローンとか医療保険とか)
②リスク管理(保険とか年金とか)
③金融資産運用(株式とか債券とか)
④タックスプランニング(所得税とか消費税とか)
⑤不動産(文字通り)
⑥相続(文字通り)

6つから構成される試験です。

特に記載されているように、非常に身近な保険や、消費税などの仕組みを勉強していくことができるので、楽しみながら勉強できると思います。

ただ、人によっては独学では勉強できない!という人もいると思います。

そんな方は通信講座やスクール等も検討できますが、最大のデメリットはコストがかかることです。

独学であれば、参考書と受験料だけで済むので、トータル1万円でおつりがくるくらいでしょう。

私は2-3カ月で全くの素人からおスタートで合格ができたので、やる気があれば十分独学で合格を狙えると思います。

ここまでのまとめ
● 最新版の参考書/問題集を1冊づつ揃えることから始めよう
● 通信講座/スクールもOK!だがコストがかかる!
● やる気があれば独学で十分合格可能!

さて、気になる勉強法ですが、FPは先に示した6章から構成されています。

全体としては100-200時間程度の勉強時間があれば、十分合格ラインに立てると考えます。

100-200時間となると、1日2時間の勉強時間として2時間×90日=180時間となるので、3カ月で十分知識習得ができていると思います。

かくいう私は全体で約160時間程度費やしました。

よく勉強法のブログでは、1週間でできる、5日間でできるというものがありますが、単に資格取得が目的であればそれはそれで構いません。

しかしながら、FP3級を取るだけで人生が変わることはありません。

ともすれば、せっかく費やす時間はお金の知識をしっかり身に着けることが何より大事です。

それが資格取得後に必ず活きてきますし、何よりFP資格取得後はかなりお金に詳しくなれるはずです。

であれば、しっかり知識を習得できるスケジュールで受験することが大事だと考えています。

とはいっても、具体的にどう進めていけばいいのかというところが知りたいと思います。

私のオススメは1章を1週間で勉強し、週の終わりに問題集で1章の問題を解く。

次の週は2章目を1週間勉強し、週の終わりに問題集で2章目の問題を解き、前の章を最後に読み返す。

この繰り返しです。

<ばれんの勉強法>
1週間ごとに1章を勉強する:6章分×1週間=6週間(1カ月半)
☆ 週の終わりに問題集で確認問題を行う/前の章を読み返す:6回分
このサイクルが1カ月半で終了します。(これを3周繰り返すだけ)

そしてこの繰り返しを3周を行いましょう。

2週目は1週目より早く終わると思います。

3周目は2週目より早く終わると思います。

エビングハウスの忘却曲線にもある通り、人は覚えたことを次から次に忘れてしまう生き物です。なので、復習こそがすべてです。

最初は覚えようとなんて一切思わなくていいです。

問題集をとくことで、何が問題として出題されるか傾向がつかめるので、知識のベクトルが定まります。

どこに向かって勉強をすればいいのかがわかるので、上記の法則で私は勉強をしていました。

もちろん人によって得意分野、苦手分野がでてくると思うので、私は最後の方は苦手分野を中心にペラペラひたすら眺めていました。

結果、私は、学科60点中54点、実技100点中95点で合格をGETできました。

通勤の合間や平日でもなかなか仕事をしていると時間をとれないケースもありますが、そんなときは土日でゆっくり喫茶店で眺めたりと1週間をひとつの区切りとして勉強のサイクルを計画すれば、濃淡を自分でつけられるのでオススメです。

ちなみに合格するとこんな賞状が贈られてきます。

嬉しい瞬間ですよね!

FP3級の取得メリットとは?

では最後にFP3級の取得メリットについて考えてみたいと思います。

結論からいうとズバリ、就職や、転職には効果が薄いです。

FPを就職や転職に活かしたいケースや社内で必要とされ取得するケースなどでもFP2級以上からがスタンダードかと思います。

あれ?じゃあ頑張って取得するメリットないじゃん!と思ったそこのあなた。

冒頭にも述べましたが、FP資格では、あらゆるお金にまつわる知識を包括的にかつ体系的に学ぶことができるのです。

学校では教えてくれないお金のことだからこそ、学んでおいて損はない資格だと考えますし、勿論FP3級取得の暁にはぜひ、そのままFP2級にもチャレンジして頂きたいと思います。

FPを勉強することで、例えば、資産運用であれば、iDeco(個人型年金) やNISA/積み立てNISA、株式運用などの知識も同時に得ることできます。ゼロ金利が実施されている今の社会では、お金をただ、銀行に預けているだけでは、ほとんど利子がつかないばかりか、時代のインフレリスクにも対応ができません。

ただ、その中でもこれらの知識をもっているか、いないかそれだけで大きな差がつくのではないでしょうか?

日本人は昔から懐にお金を持つことが好きで、銀行=安全という認識も強く、その反面、資産運用という点ではまだまだ行っていない人も多いのも事実です。

これらの知識を生かしてネクストステップのライフプランニングをしてみませんか?

ということで本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。