みなさんこんにちは。
ばれんです。
本日はTOEICの最もコスパのいい点数について実体験を含めてシェアしていきたいと思います。
一昔前と比べて、現在の雇用制度では終身雇用という言葉が死語になりつつあり、ジョブ型雇用や、メンバーシップ型雇用などという言葉に変化しつつあります。
その中で、自分磨きをしなければと日々努力をされている方も非常に多くいらっしゃると思います。
多くの資格がある中で多くの方が思い浮かぶ一つがTOEICだと思います。
ただ、有限な時間の中で効果的に、そして効率的に目標を達成していくことが非常に重要です。
そこで今回の記事では、
・TOEICを勉強しているけど、実際何点を目指せばいいの?
・990点満点だけど、実際に評価されるのは何点から?
・そもそも高得点を取るメリットってなに?
と疑問に感じていることを解決するべくシェアしていきたいと思います。
それではいってみましょー。
目次
結論 800点が最もコスパがいい
結論、800点が最もコスパがいいです。
ここでいうコスパとは「点数UPにかける時間と費用」です。
800点以上の点数を取るためには、500点から800点にスコアを上げる以上に相当な勉強時間と追加コストが発生します。
一方で、800点であれば、どんな方でもTOEIC対策を行えば十分に達成可能なスコアであり、かくいうばれんも400点台をずっとうろついていましたが、3カ月の勉強で800点まで到達することができました。
とは言っても、何故800点台が最もコスパがいいのか?
と疑問に思う方もいらっしゃると思うので、もう少しエビデンスベースで見て行きましょう。
まず、TOEICの分布図として800点がどの位置に存在するのかを知らなければなりません。
出典:TOEIC公式HP
上の表を見る通り、800点は上位15%以内の方です。
他の日程における分布図をみてもおおよそ15%になっているので、800点を取得するという事はそれだけで10人に1人の存在になるということになります。
そして、TOEICの公式サイトでは、おおむね800点台を取得する方の評価を下記のように示しています。
● 短い会話/長い会話においても相手の話の主旨や目的などが推測できる
● ある程度難しい会話であっても詳細が理解できる
● 文脈の主旨や目的が推測でき、詳細が把握できる
● 中級レベルの語彙が理解でき、慣用句的な使い方が理解できることもある
● あまり使用されないような文法的な構造も理解できる
つまり、ビジネス英会話に主眼を置くTOEICにおいて800点を取得するということは、それだけで、周りの方から「通常会話がある程度理解でき、英語におおむね抵抗がなく受け入れられる人」と見てもらえるという事になる訳です。
そしてコスパに優れているもう一つの点は、点数達成の時間です。
800点であれば、全ての問題で約2割は間違えることができます。
ただ、当然ながら、900点となると、全体の1割しか間違えることができなくなり、更にハードルが上がります。
ただ、800点を更に超えていくうえで、非常に重要なのはTOEICは常に時間との勝負であるという点です。
900点プレイヤーは、時間と設問に戦いながら、かつ正解数を上げなければならなくなります。
これはTOEICの勉強において非常に多くの時間を要することになりますし、寂しいことにTOEICは900点であってもスピーキングができないという人は非常に多くいるのが実情です。
この努力を積み上げていくのであれば、英会話を取得していくことに目を向けるべきですし、資格を生かすために勉強をしているのにいつの間にか高得点を取るという呪縛にとらわれてしまい、本当の目標を見失っていくポイントでもあると考えています。(私見です)
さらに正確なことをいうとTOEICの平均スコアはおおよそ600点程です。
ともなれば、800点がいかに皆さんにとって達成可能で、かつ引けをとらない目標値であることは理解できるのではないでしょうか?
700点でもOKですが、700点では上位30%であり、3人に1人の世界です。
これでは他者との差別化はできません。
なので、800点かつ10人に1人というのが最も差別化ができ、コスパがいい目標値になるのです。
H2:企業に求められるTOEICの点数は?
では実際に企業から求められるTOEICの点数はどうなのか?
という視点で見て行きましょう。
TOEICの基準点 | 企業 |
800点以上 | 野村不動産 |
住友不動産 | |
楽天 | |
大阪ガス | |
750点以上 | ソフトバンク |
武田薬品 | |
日産自動車 | |
700点以上 | ファーストリテイリング |
三菱電機 | |
ブリジストン | |
NTT東日本 | |
住友譲二 | |
600点以上 | ニトリ |
三光興産 | |
JAL(客室乗務員) |
いかがでしょうか?
上記の中には皆さんがご存知の会社も多いと思います。
ご覧頂いてお分かりの通り、800点以上あれば、企業が基準としてしているTOEICスコアはクリアできることになります。
TOEICは、英語力のみならずビジネス英語を想定しているという側面からも企業が参考とする理由になっています。
これから新卒として入社を検討している方だけでなく、会社員の方で、現在は英語を求められていないという方であっても、自分自身の価値を他者が図ることができる指標を身に付けて置くことは全く損ではありません。
そして皆さんに更に関係する事と言えば、英語力と年収の関係です。
下記はキャリアインデックス年収・実態調査での報告になりますが、英会話ができる方は相関して年収も上昇傾向にあるということです。
これらは単に英語力だけではなく、そこまで達成できるだけの達成力や自身の欲をコントロールできる力、そして忙しい中での勉強時間捻出によるタイムマネジメント力など全てが組み込まれての結果であるとばれんは推察します。
企業が求める英語力はおおよそ800点でカバーができるということを見てきました。
ただ、その基準値には英語力だけではない、皆さんの総合力が含まれているということですね!
800点を取得するメリットとは?
800点を取得するメリットはなんだろう。
英語は喋れるようになるのだろうか?
と勉強しながらも疑問に思う方もいると思います。
寂しいことにTOEIC800点では喋ることはほぼできません。
正確に言えば、TOEICの勉強とスピーキングの勉強は別物です。
例えるなら、サッカーとフットサルのような違いです。
サッカーは大きなグラウンドで11対11で行うスポーツですが、フットサルは5対5で行うスポーツであり、人数が異なることと、戦術も異なります。
ただ、技術や使う筋肉は両社に共通しているので、それぞれの分野でしっかりと練習することが大切ですし、練習すればすぐに上達します。
これは英語のリーディング&リスニングとスピーキングの違いにも言えることだと思っています。
では800点を取るメリットはどこにあるのか?
実際に400点から800点を取得したばれんの私見を踏まえてお伝えします。
● 入社・転職・キャリアアップに使える
● 英語を活かした仕事に就ける
● 年収が上がる可能性がある
● 目標達成による自身がつく
● 周囲と差別化ができる
上記が800点を取るメリットです。
いわずもがな、入社・転職・キャリアアップにおいて非常にポジティブに働くことは間違いないです。
少なくともTOEICを持たない人と比べた際には800点が武器の一つになりますし、800点は冒頭にも見てきた通り、10人に1人の位置です。
さらには、英語を活かした職につくことも企業の求めるスコア基準をみてもお分かり頂けるとお思います。
なにより一番大きいのは800点を取得することによって大きな自信をもてることです。
800点に達成するまでに勉強した時間や、TVを見ずに我慢した時間、そして忙しい日常生活の中で、タイムマネジメントした努力、この全てが報われて、開放感と達成感に包まれます。
ここまで達成できた際には、おそらくあなたにも圧倒的な自身がついていることは明白です。
さらに周囲の人からは、800点を取る努力ができる人と見る目が変わるはずです。
なので、TOEICの本質は英語力ではあるものの、それらに付随するメリットは非常に大きいです。
これからの時代はAIによってそもそも英語力なんぞいらないという日がやってくるかもしれません。
ただし、生身の人間通しのコミュニケーションは絶対になくならないですし、何より英語ができることによって情報量が圧倒的に増えることになります。(英語がよめるので)
そのキッカケとしてTOEICを活用して、目標達成をするということが重要であると考えます。
だからこそ、コスパよくTOEICは達成するがベストですね!
今からでも遅くない誰もが目指せる800点
800点は誰でもいつからでも目指すことができる点数だと冒頭でもお伝えしました。
実際にばれんは約4か月の短期集中により400点(正確には310点でした…)から800点にUPすることができました。
改めてその内容はシェアしていきたいと思いますが、何より重要なのは公式問題集の反復です。
むしろ参考書などはよまずに公式問題集を浸らすら繰り返す。
答えを覚えるまで繰り返す。
そして問題をディクテーション(追い読み)する。
これが真髄です。
但し、そんな中でも点数UPに最も近づける参考書はこれです。
私は赤本と呼んでいますが、TOEICの点数をいかにUPさせるかの情報しか記載されていません。
そして問題攻略のための即答術が乗っているのがミソです。
持っていない方は是非、お宝本なので、是非、やる気になっているタイミングで購入しておきましょう。
実際にこの本をインプットすると答えが機械的に見えるようになります。
まとめ
今回はTOEICの目指すべき点数についてシェアしてきました。
有限な時間を色んなことに使うためにも何事もコスパよく進めていくことは非常に重要です。
その中で今回はTOEICの点数についてみてきました。
今日の内容が少しでも皆さんのお役にたてば嬉しいです!
それではまた!