本日は“自家用車生活(8年)から、カーシェアへシフトし、2年たった経験談“をふまえて車をもたない生活のメリット・デメリットを含めてシェアしていきたいと思います。
おそらくこの記事を訪れている方は
・自家用車は快適だけど、意外と維持費が掛かる…
・カーシェアにしたいけど、利便性が落ちる…
・そもそもカーシェア生活なんて面倒臭いんじゃないか?
と思っている方が多くいるのではないでしょうか。
結論をお伝えすると、都市部エリアにおいてはカーシェアサービスで快適に過ごせます。
コスト面は勿論ですが、それ以外にも自身の生活環境や支出を見直す機会になったと思っています。
本日はその内容についてシェアしていきますね。
目次
車を持たない生活はメリットだらけだった
保有している愛車を手放すことに不安を抱えている方が多いと思います。
色々吟味して購入した車だということだけでなく、家族でいろんなところへ出かけた思い出などが詰まっていますよね。
ただ、自家用車を持つという事は当然、ランニングコストが掛かってきます。
実際にばれんが車なし生活を2年以上続けて感じたメリットをみてみましょう。
・車の維持費がかからない
・交通事故のリスクが減る
・スケジュールが計画的になる
・旅行のオプションが増える
・健康的な生活が送れる
これだけ多くのメリットを車を手放すことで得られます。
それぞれ見て行きましょう。
車の維持費がかからない
自家用車を保有していると車両代に加え、年間で50~60万円の維持費がかかります。
ガソリン代、車検代、メンテナンス代、保険料、駐車場代、自動車税、ローン代とちりつもですが、年間では結構な出費になるわけです。
車を手放すことで得られる最大のメリットは、このお金の呪縛から逃れることができる点です。
実際に私がカーシェアに移行した際の年間総費用は、約34万円でした。
車を使いたいときに目一杯使っての費用なので、車両代を含めた自家用車のコストと比較するとその圧倒的な費用の違いを理解頂けるのではないでしょうか。
更に、カーシェアには各種保険が既に適応されているケースが殆どなので、その点も心配しなくてもいいのは心理的負担も軽減できます。
交通事故のリスクが減る
自家用車の場合、カーシェア生活と比べても利用する頻度は高い傾向にあると思います。
そのため、車がない生活と比べて、総走行距離は長いはずです。
車で出かけることは常に交通事故のリスクをはらんでいますし、当然ながら走行距離が長くなればなるほどそのリスクは高まります。
一方で、車なし生活であれば、必要な時に必要な距離のみを走る生活へシフトせざるを得ないので、トータルで考えると、交通事故のリスクを減らすことに繋がります。
更には、交通違反をするリスクがへるという観点も重要なポイントだと考えています。
余談ですが、私は昨年ゴールド免許をゲットしました。
これはペーパードライバーとしてではなく、月に4~5回ほど運転をしていますが、乗車頻度が高ければゴールド免許を得られていない可能性もあったと思っています。
スケジュールが計画的になる
車なし生活では、イベントや旅行時のカーシェアやレンタカーの予約が必要になります。
となると、先を見据えたスケジュールを明確に立てなければなりませんし、早め早めに計画を立てることができるようになります。
また、自家用車では車検・メンテナンスなどで年間で何日か時間を取られますことが、それらがなくなることで、自由に使える時間が増えるのも大きなポイントです。
突発的なイベントは勿論ありますが、大きなイベントに関しては事前に計画し、スケジュールを立てられることで、移動費用などの余計な出費も減りましたし、車なし生活のメリットだと感じています。
旅行のオプションが増える
自家用車の時は、どこへ出かけるにも基本的に車ででかけることが最大かつ唯一のオプションでした。
なぜなら、使わないともったいないから笑
ただ、車を持たない生活となるとそうもいきません。
新幹線、飛行機、旅行先の移動を含め色んなオプションを選ぶことができます。
人によってはデメリットと感じるかもしれませんが、車で出かけていれば見れない景色や建物を見ることができるのは旅の醍醐味です。
何より運転手の負担がなくなることは旅行を楽しむ上では非常に重要なポイントです。
長距離旅行1日目で旅館について、「疲れたー」といってそのまま布団で寝てしまう旦那さんも結構いるのでは?と思います笑
健康的な生活が送れる
最後は健康的な生活です。
今まではどこへ行くにも車!車!車!それしかない!
と考えていましたが、車がなくなると、コンビニ、スーパー、ドラッグストアなど近所への買い物は徒歩で行くようになります。
車生活では決して得られなかった健康的な生活を手に入れざるを得なくなります。
車は非常に便利ですが、使えば使うほど、確実にあなたの健康をむしばんでいきます。
おそらく車を手放したくない理由の一つに「歩いて移動するなんて…」
と思っている人が結構多いと思いますが、慣れれば徒歩での移動はすぐに苦ではなくなります。
また今は、買い物の大部分はスマホでも済ませられます。
そのため重いもの(飲料・お米・生活用品関連)などスマホでポチっとすれば翌日には自宅に届きますので、買い物を行かなくても済む時代です。
車をもたないデメリット
それではデメリットについてみていきましょう。
車なし生活を続けて感じたデメリットはこちらです。
・突然のお出かけに不便
・カーステーションへの移動が大変
・カーシェアが発展しているエリアが限られている
・チャイルドシートの取り付けが大変
車があれば便利なのに…と思う事はたしかにあります。
ただ、こればっかりはメリットとデメリットを天秤にかけて判断するしかないです。
私の所感では、デメリットはメリットで相殺できると思っていますし、車なし生活を送る上では、致し方ない部分と割り切っています。
突然のお出かけに不便
カーシェア生活を送る上では、事前の予約が必要になります。
現在のカーシェアサービスでは多くの会社が10分前までの予約や5分前までの予約で即座に利用できるようになっています。
但し、予約可能な車があれば。という条件が毎回ついて回ります。
そのため、長期休暇や土日の急なお出かけの時は車が手配できないケースもあります。
実際には自分の住んでいるエリアでどのカーシェアサービスが利用可能なのか?どれくらい車があるのか?を確認しておくことをオススメします。
幸いにして私の住んでいるエリアはカーシェアステーションが沢山あるので、このデメリットについて悩むケースはほぼありませんが、エリアによっては一番のデメリットになると思っています。
なので、車なし生活を送る上では、現時点では都市部の人から始めるべきだと思っています。
カーステーションへの移動が大変
車の予約はできた!
そしたらレンタカーを取りに行こう!
となる訳ですが、もちろん自宅からカーステーションまでの距離が近ければ負担が減ることになります。
もし、近くにカーステーションがない場合には、徒歩や自転車などで向かわなければならないのは、デメリットです。
Carecoなどでは、駐車場に駐輪できるようになっているので、自転車で迎える距離が一つの目安と言えるでしょう。
このデメリットは、健康的な生活を送る上では許容範囲と割り切っていますが、雨の日は傘をさしていても濡れますし、自家用車のメリットには勝てない部分です。
カーシェアが発展しているエリアが限らている
現在、各カーシェアサービスのステーション数は破竹の勢いで増えてきています。
都市部においてはかなり充実してきているものの、地方エリアではまだまだ不十分です。
地方エリアでは、自家用車がないと生活できないということも要因ではありますが、先ほどもお伝えした通り車なし生活を送る上では、現時点では都市部の方が始めるというのが賢明だと考えています。
せっかく車を手放したものの、カーステーションが少なくて、そもそも車が予約できない!出かけられない!というのは避けなければなりません。
生活にも直結する部分なので、エリア事情を判断してから車を手放すかどうかを決定しましょう。
チャイルドシートの取り付けが大変
カーシェアサービスには簡易的なジュニアシートが完備されていることが多いです。
ただし、チャイルドシートまでは完備されていないのです。(一部レンタルできるステーションもあります)
そのため、小さなお子さんを持つ家庭では、カーシェア使用毎に、チャイルドシートの取り付け/取り外し
が必要になります。
ばれん家では車を取りに行くのは私の業務なので、カーステーションから一度自宅に寄り、チャイルドシートを取り付けてから出発するというが一連の流れになっています。
カーシェアサービスによっては予約時間の15分前から利用開始できるので、余裕をもってレンタルができれば、時間的拘束もそこまで影響はないです。
カーシェアの年間の総支出を大公開
ここまでで、車なし生活のメリット&デメリットがおおよそお伝えできました。
とはいっても具体的にカーシェア生活を送るとどれくらいの費用がかかるのか?
どれくらい利用しているのか?
が気になると思うので、私の年間の利用頻度と総費用を大公開します。
利用月 | 利用回数 | 走行距離 | 利用料金 |
2021年5月 | 7回 | 310km | 23,211円 |
2021年6月 | 1回 | 70km | 4,290円 |
2021年7月 | 8回 | 1,102km | 69,366円 |
2021年8月 | 7回 | 535km | 48,220円 |
2021年9月 | 6回 | 649km | 45,938円 |
2021年10月 | 5回 | 650km | 32,688円 |
2021年11月 | 5回 | 666km | 3,9006円 |
2021年12月 | 7回 | 464km | 32,668円 |
2022年1月 | 1回 | 86km | 6,106円 |
2022年2月 | 1回 | 90km | 4,620円 |
2022年3月 | 5回 | 379km | 19,140円 |
2022年4月 | 4回 | 212km | 14,120円 |
合計 | 57回 | 5,213㎞ | 339,393円 |
ということで年間総額は約34万円でした。
5月や8月の長期連休と重なる時期は長期にカーレンタルを行うため、他の月と比較しても膨らんでいます。
ならしてみるとおおよそ月4回程カーシェアを使用していることになっており、毎週利用している計算になります。
現在私はタイムズカーシェアサービスとdカーシェアを利用登録しており、メインはタイムズカーシェアにしています。
カーシェア生活を送る上ではいくつかのカーシェアサービスを登録しておくことは必ずしておくべきことです。
なぜなら、借りたいときに借りたいカーシェアステーションが使えるとは限らないからです。
タイムズカーシェアは月額費用がかかりますが、dカーシェアには月額料金はかからずに複数のカーシェアを一括利用できます。
カーシェアを手始めに体験したいという方はまずd-カーシェアの会員登録だけは済ませておきましょう。
尚、それぞれの違いをみたい方はこちらも参考にして下さい。
まとめ
本日は、車をもたない生活について経験談を踏まえてシェアしてきました。
結論は、都市部のエリアにおいては、十分に車がない生活で大きな負担がなく過ごせます。
様々なシェアリングサービスが増えてきている令和ですが、今後益々“モノ“は”所有“から”共有“に移っていきます。
SDGsが世界を上げて推進されてきているので、今後どんなサービスがでてくるかもわくわくしますね。
本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
それではまた!