資格取得についての必要性はPart1にてお話させて頂きました。
さて、ではどんな資格があるのでしょうか。
弁護士、医師、行政書士、不動産鑑定士・・・あげればきりがないですね。
資格取得については取得するメリットもある以上に、勿論デメリットもあります。
時間、労力がかかるのです。
取得した後も、専売資格でもない限り、活用シーンが見いだせないというケースも少なくありません。
ではどんな資格をとっておくのがいいのか、役立つのか私の私見を交えてまとめてみます。
土地家屋鑑定士は、独占業務のある国家資格です。
いわゆる登記簿の登記の専門家といったところでしょうか。
資格には、独占業務や、非独占業務、名称独占等様々ありますが、独占業務はそれら資格を有している人しかできない仕事であり、社会的必要性のある資格といっても過言ではないでしょう。
平均年収は500万~1200万と幅が広いですが、堅実な資格の一つと言えるでしょう。
企業経営、特に中小企業を中心とした、経営横断的な内容を網羅している資格です。
ビジネスパーソンであれば聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
累計勉強時間では1000時間ともいわれる難関資格の一つです。しかしながら、脱サラをしたい、独立したいと考える方にとって学んでおいて損がない資格といえるでしょう。
似た内容のものとしてMBAがありますが、MBAと中小企業診断士との違いは、MBAが学位であるのに対して、中小企業診断士は国家資格となる点が大きな違いです。
これは有名ですよね。
最近では会社の入社時に求められることも増えてきています。
某会社では、TOEIC800点以上が足切り基準となっていたりするそうです。ただ、今後のオリンピック開催や社会情勢を考えると英語ができるということはスタンダードになりつつあります。
他者に英語力を示せるのは、公式には英検、TOEIC、TOEFL・・といくつかあります。
宅建士と呼ばれる資格ですね。
不動産業では、5人に1人は宅地建物取引士資格者でなければならないとされているため、国家資格でもあります。
皆様が家を借りるときなどの、契約書の重要事項説明を行うのがこの有資格者の方の独占業務になります。
資格取得には専門学校や、独学などありますが、独学でも十分合格が狙える資格の一つです。
特に不動産会社への転職や、独立開業も見据えることができるので、価値の高い資格ではないでしょうか。
FPと呼ばれる名称独占資格です。
資格所有者以外が名乗ることができない国家資格になります。
FPは、税金・保険・年金・不動産と幅広い知識を浅く広く学ぶことができる資格です。
3級は難易度はそこまで高くはありませんが、2級取得までは、実務がなくとも取得が可能であり、何より時代によって変わることのない、そしてニーズの高い、お金の知識を学ぶことができるので、就職・開業・日常生活と幅広い環境で役に立つ資格です。
如何でしたでしょうか?自身にとってどんな資格が必要かの参考になれば幸いです。